突然フリーズした暗号化SSDの復旧事例

媒体
<製品基礎情報> 使用機器:ノートPC メディア:Intel SSD ドライブ容量総計:256GB OS:Windows 10 ファイルシステム種類:NTFS(BitLocker 暗号化)
障害内容
<お客様情報>
営業職 男性 50代

<障害内容>
作業中にPCが突然フリーズしてしまいました。これまでもフリーズすることはたまにあり、いつもは再起動をすれば再開できていたので今回も同様に再起動をしたのですが、PCのメーカーロゴ画面でストップして進みません。おかしいなと思い、スマホで対処法を調べたところ、BIOS画面で状況を確認できるとわかったので開いて確認してみたところ、どうやらSSDが認識されていないようでした。それで修理業者に連絡をしました。
結果
<診断結果>
動作不良の原因は、SSDの電気的障害によるものだと思われます。最近のノートPCは分解が難しいため、PC本体をそのまま送っていただくようにご案内しました。

<実施した復旧内容>
ノートPCを分解し、障害媒体となるSSDを取り出しました。SSDを静電気によるダメージから守るため、帯電防止袋に入れて物理処置工程へと送りました。
診断の結果、基板に実装されている電子部品が破損しているため、データのやりとりができなくなったということが判明。そこで、破損した電子部品を取り替えるなどの物理的処理を施すことによって、動作が可能となりました。さらに、約18.5GBほどのOutlookのメールデータにエラーがあったため、BitLocker(SSDの内容を暗号化してセキュリティを確保する機能)の暗号を復号するなどの論理的処置によってファイルの修復に成功しました。すべての処置に要した日数は5日で、イメージは99%復旧することができました。

<復旧実績>
・復旧容量:208GB
・復旧ファイル数:13万2,000
・復旧率:99%(ファイルリペアの成功により要求ファイルはほぼ100%回収)

<復旧依頼者(匿名)の声>
普段、仕事のために常に持ち歩いているPCで、オンラインではなくPC自体に保存していたデータがかなりありました。その中には、重要な顧客情報や資料なども含まれていたので、PCが動かなくなったときは、正直青ざめましたが、それらのデータがほぼ完全な状態で戻ってきたので安心しました。また、Outlookのメールデータは過去の仕事をさかのぼる際に必要なものだったので、失われなくて非常に助かりました。さらに、かなり迅速に対応していただいたので、仕事にもほぼ影響を及ぼすことがありませんでした。感謝しています。

<データ復旧担当者のコメント>
今回の事例のように、パソコンを起動して数分から数時間後にフリーズするというのは、SSDの故障の前兆かもしれません。SSDが劣化するにつれてフリーズする頻度も上がっていくため、フリーズすることが増えてきた場合は注意したほうがいいでしょう。
SSDが故障してしまったら、復旧経験の豊富なA1データにご相談ください。近年では情報セキュリティの観点からSSDの内容が暗号化されているケースが多く、それに対応できないデータ復旧会社もあります。A1データでは、さまざまな暗号化製品に対応しているため、どんなメーカーのSSDでも対応可能です。