カーネルパニックを起こしたUnixのHDDのデータ復旧

3.5インチHDDの内部写真(データ復旧事例)
3.5インチHDDの内部写真(データ復旧事例)

障害メディア情報

  • Seagate
  • ST9146802SS
  • 146GB
  • OS:Unix

障害内容

フリーズしたので再起動したらKernel panicが発生し、エラーメッセージが表示された。

復旧作業内容

・障害内容
構造損傷(上書き)
・復旧希望データ
文書ファイル、計測データ
・調査期間
2日
・復旧期間
1日

作業内容と復旧結果

構造損傷(上書き)。イメージ作成100%。LinuxのEXT3で上書きによってマウント不能状態。構造情報を修正し、修復処置を実施。

<復旧実績>
・復旧容量:約45GB
・復旧ファイル数:1,173,653File

スタッフからのコメント

カーネルパニック後の再起動や自動修復実行は、上書きを進行させる原因になります。通電を止め、構造解析から復旧を始めることが成功率を高めるポイントです。

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