HDDやRAIDのデータ復旧なら【A1データ】

パソコンのウイルス対策~コンピュータウイルスの感染予防と対策~

パソコンのウイルス対策~コンピュータウイルスの感染予防と対策~

お手持ちのパソコンがコンピューターウイルスに感染してしまうと、パソコンの調子が悪くなってしまったり、内部の情報を抜き取られたりなど、私たちにとってさまざまな悪影響が出てしまいます。
それではどうやってパソコンをウイルスから守ればよいのでしょうか。今回はコンピューターウイルスに侵入されないための対策をご紹介いたします。

コンピューターウイルスに感染するとどうなる?

パソコンがコンピューターウイルスに感染すると、中のファイルやプログラムを破壊したり、設定を勝手に変えたりして、パソコンの調子が悪くなったり、動かなくなってしまう可能性があります。大切なデータが消えてしまったり、意図しないものに書き換えられたりしてしまうため、使用者にとっては大きなダメージとなります。

近年はウイルスの種類が変わってきており、パソコンの中の情報を抜き取って外部へ送信するようなものが主流となっています。

例えばWeb上のIDやパスワード情報を抜き取られたりすると、メールやSNS、ネットバンキングなどを利用している方だと、乗っ取りやなりすましの被害に遭う場合も考えられます。
また普段ネットショッピングなどをしている方なら、クレジットカードの情報が盗まれて不正利用される可能性も充分にあり得ます。

また、最近増加傾向にあるのがランサムウェアです。ランサムウェアとは身代金要求型のウイルスで、ファイルを暗号化してアクセスできないようにし、解除する代わりに金銭やデータを要求してくるのです。支払いを拒んだ場合は、ファイルを削除すると脅迫されてしまうのです。

このようにウイルスも時代の変化と共に、パソコンを壊すものではなく、犯罪のツールとして使われるようになってきました。

ウイルス感染予防のために何をすればよい?

ウイルスの感染経路はさまざまです。また、ほとんどのウイルスは感染したパソコンから、更に別のパソコンへとウイルスを感染させようとするプラグラムも持っています。ここにウイルス感染予防策を4つまとめてみました。

データのバックアップを取っておく

ウイルスに感染してもデータを失うことがないよう、こまめにバックアップを取っておくことはとても重要です。バックアップを行う先は、持ち運びが便利なUSBメモリや、大容量のデータを保存しておくことができる外付けHDD、何度でも書き込みが可能なDVDディスクなどを利用すると良いでしょう。

セキュリティ対策ソフトの導入

市販のウイルス対策ソフトをパソコンにインストールしておけば、ウイルスを見つけ次第瞬時に駆除、隔離をしてくれます。新しいウイルス対策には、常に最新版の対策ソフトを入れておかないといけませんので、更新をしっかり行うようにしましょう。

怪しいサイト・メールは無視をする

訳の分からない英語のメールや身に覚えのないメールは絶対に開いてはいけません。特に添付ファイルや、本文に記載してあるURLには注意し、うっかりクリックしてしまわないように気をつけてください。最近では大手企業になりすました偽メールも多数報告されています。
場合によってはWebサイトを見ただけで感染したり、「パソコンの動きが早くなる」などと謳ってプログラムをダウンロードさせたりするようなサイトもあります。訳の分からないサイトは不用意に見に行ったり、プログラムをダウンロードしたりしないようにしましょう。

パソコンのアップデート

Windowsのプログラムの弱点を利用して、ウイルスを送り込み、不正アクセスをされる場合もあります。Windowsのアップデートは自動的に行われる設定等にしておき、常にOSを最新版にしておくことが大切です。

以上4つのポイントをしっかり守っておけば、ウイルスに感染するリスクは極めて低くなります。特にウイルス対策ソフトは、水際でウイルスの侵入を防いでくれるので、効果は大きいと言えます。

コンピューターウイルスに感染しても、ほとんどの人は気づかないままパソコンを使用しているというケースが多く、気が付いたときには手遅れになることも考えられます。日頃からコンピューターウイルスに感染しないよう、上記で紹介したようなポイントに気をつけながらパソコンを利用するようにしましょう。