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内蔵HDDのデータ復旧

障害のおもな症例・事例

(1)「カラカラ」「カチカチ」といった異音がする

PCを操作しているときに、「カラカラ」というような音がする場合があります。この音の原因はおもに磁気ヘッドなどの異常で、HDD(ハードディスクドライブ)の機械的な損傷の可能性が高いと考えられます。この状態を放置しておくとハードディスクが壊れてしまい、完全にデータが失われることもあります。この症状が見られたら、早急にプロのデータ復旧会社へのご相談をおすすめします。

(2)再起動してもデータが見られない

PCの操作中や再起動したときに、突然、データが見られなくなったり、ハードディスクは認識してもデータが閲覧できなくなったりした場合は、物理的な故障かファイルシステムの異常が考えられます。認識できないからといって再起動を繰り返すと、データが破壊されることもあるので危険です。直ちに専門家にご相談ください。

(3)エラーランプが点灯している

外付けハードディスクのエラーランプやエラーコードが表示されている場合は、内蔵しているハードディスクに何らかの障害が発生している可能性は高いといえます。しかし、一概にランプが点灯しているハードディスク本体が異常とは限りません。この場合、まずはバックアップを取った上で、専門家へのご相談をおすすめします。

(4)データの読み出しに時間がかかる

PCを操作中に、突然データの読み出しに時間がかかるようになった場合、プラッターの表面などパーツの消耗による障害が考えられます。この場合、最終的に異音がするようになる場合もあります。こうなると、やがてハードディスクを認識しなくなることもあります。取り返しのつかない状態になるまえに、専門家へのご相談をおすすめします。

故障したら、データ会社に任せよう!

このような症状が出た時、データ復旧などをしようとして、「やってはいけない行為」があります。

障害でやってはいけないこと

(1)故障したハードディスクを他の媒体とつなげる

ハードディスクが故障したら、外付けドライブやリムーバブルディスクなど、他の媒体とつなげることは厳禁です。理由は、ハードディスクの故障の原因としてウイルス感染の可能性があるからです。その場合、ウイルスに感染した機種をほかの媒体につなげることで、ウイルスが拡散してしまうことがあります。

(2)濡れてしまったハードディスクを拭いたり、乾かしたりする

飲み物をこぼすなどしてハードディスクが濡れた場合、布などで拭くと傷がついてしまう原因になります。また、乾かすと飲み物などの成分が付着し、データの復旧が困難になります。こうした場合は、ハードディスクを濡れタオルなどで包み込み、ビニール袋などに入れて乾かさないようにしてください。

(3)データの保存や書き込み

「ハードディスクが調子悪いかな?」と思った場合、WordやExcelなどのデータやインターネット上の画像など、新たにデータ保存を行うと、故障したハードディスクを無駄に動作させ、状態をさらに悪化させてしまうことになります。これは、復旧の妨げになりかねませんので、データ保存は絶対にしないようにしましょう。

ハードディスクの概要

ハードディスクとはパソコンの記憶装置です。HDあるいはHDDとも呼ばれています。ハードディスクは駆動装置でもあるので、使用頻度や経年劣化に伴って消耗します。一般的には、「平均寿命約3年の消耗品」といわれており、購入から3年経つと、何の前触れもなく突然壊れるリスクがあるといいます。

そのハードディスクは、大きさの規格として3.5インチ(デスクトップパソコン用)、2.5インチ(ノートパソコン用)、1.8インチ(モバイルノート・携帯情報端末用)といった種類があります。また3.5インチタイプは用途的にPCなどに搭載する内蔵ハードディスク、機器に接続して使う外付けハードディスク、ネットワーク経由で利用する、ネットワーク外付けハードディスクの3種類があります。

内蔵ハードディスクとは

内蔵ハードディスクはパソコン本体に組み込まれた補助記憶装置です。PCを使うために必要なOS(基本ソフト)、ワード、エクセルなどの各種アプリケーションソフト、ユーザーが作成した文書・画像・動画データを保存する重要な役割を担っており、CPU(中央演算装置)、メインメモリ(主記憶装置)と並ぶ「パソコンの三大部品」といわれています。そのため、内蔵ハードディスクが壊れると、パソコンは操作不能になります。

ハードディスクの仕組み

内蔵型でも外付けでもハードディスクは基本的に次の4つのパーツで構成されています。

(1)コントローラ

CPUからの命令を受けてハードディスクを動作させるパーツです。コントローラが故障するとハードディスクが動かなくなったり、CPUに異常な信号を送ってパソコン自体を故障させることもあります。

(2)磁気ヘッド

データの読み書きをするパーツです。衝撃を受けるなどで磁気ヘッドの位置が少しでもずれるとハードディスクは動作しなくなります。

(3)スピンドルモーター

磁気ディスクを高速回転させるモーターです。損耗しやすいパーツで、損耗すると磁気ディスクの回転速度が不安定になり、データの読み書きにエラーが発生する頻度が高まります。

(4)磁気ディスク

パソコンを動かすためのすべてのソフトとデータを保存するパーツです。磁気ディスクは保存したソフトやデータを保護するために酸性膜でコーティングされています。しかしハードディスクの使用や経年劣化に伴って膜が摩耗し、ソフトやデータの読み出しができない「不良セクタ」が発生します。すると「ソフトが起動しない」、「データにアクセスできない」などの現象が現れます。

内蔵と外付けの違いは?

内蔵ハードディスクと外付けハードディスクの違いは「部品か」か「単独装置か」にあります。

内蔵ハードディスクは先に述べたように、パソコンの構成部品です。部品なので余分なものは付いていません。単独で動作できないし、そのパソコンから取り外したハードディスクを機種の違うパソコンでそのまま使用してOSを起動することはできません。そして、ハードディスクの性能を100%発揮できるように設計されています。電源などはパソコン内で共有しています。

一方、外付けはパソコンに接続して使う単独装置です。同じパソコンの周辺機器でいえば、プリンタなどと同じです。一般的に電源などは別に用意しなければなりません。性能もハードディスク自体より接続端子であるUSBなど、コネクタの性能に左右されます。そのかわり、基本的にはどんなパソコンでも使えます。

内蔵・外付けのメリット・デメリット

では、内蔵と外付けのメリットの違いはどこにあるのでしょうか。

内蔵の場合は、そもそも部品なので場所を取らない、電源が要らない(電源はパソコン内)などが利点です。反面、故障した時は専門知識がなければ取り替えられないのが欠点です。外付けの場合は、設置場所、一般的に電源が必要、専門知識がなくても容易に取り付けができるなどがメリットです。

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