HDDやRAIDのデータ復旧なら【A1データ】

RAID6からのデータ復旧

RAID6のデータ復旧・復元サービス

RAID6のデータ復旧ならデータ復旧歴国内No1のA1データにお任せください。
データ復旧を行って30年、RAID6が実用化され世の中に普及してくるまでの歴史を把握しているデータ復旧の老舗の当社しか知らない知見やデータ復旧技術で、RAID6構成の機器からのデータ復旧を成功させ、お客様のトラブルを解決します。

RAID6とは?

「ダブルパリティ」とも呼ばれるRAID6は最低4台以上のHDDを使用して構成するRAIDで、基本的にはRAID5と同様の技術を用いています。RAID5は、保存するデータをブロックごとに分けて複数のHDDに書き込み、同時にパリティと呼ばれる冗長コードを作成して複数のHDDに書き込むというシステムでしたが、RAID6では、さらにそのパリティを二重に作成するのが特徴です。そのためRAID6よりもよりデータの安全性に優れています。しかし、そんなRAID6であったとしてもデータを失う可能性はございます。

RAID6のメリット・デメリット

<RAID6のメリット>

  • 構成するHDDが2台故障してもシステムは稼動するため、RAID5よりも耐障害性が高い
  • リビルドを行うことで、故障したHDDに保存されているデータを復旧することができる
  • パリティの保存にはHDD2台分しか容量を利用しないため、HDDの数を増やすほど容量の効率が上がる
  • データ読み出しは複数のHDDから同時に行われるため、HDDの数を増やすほど高速となる

<RAID6のデメリット>

  • HDDが少なくとも4本以上必要なため、RAID5よりも初期導入コストが高くなる
  • パリティを二重に作成するため、RAID5よりも書き込みに時間がかかってしまう
  • 3本以上のHDDが故障した場合、データの復旧が不可能となる
  • HDDが2本故障してもシステムは稼働しているため、RAID5よりも、よりHDDの故障に気づかないリスクが高い

RAID6でリビルドを失敗する原因

RAID6もRAID5同様のリビルド失敗リスクがあります。詳しくはRAID5データ復旧に記載の内容をご確認ください。

以下では、RAID6のほうがRAID5よりリビルドを失敗しやすいケースをご紹介します。

リビルド時に他のHDDも同時に故障してしまう

RAID6はRAID5よりも冗長性が高いですが、1台HDDが破損した後のリビルド時の失敗は非常に多いです。RAID6を構成するHDDは生産された時期が同じものである場合が多いため、「1台HDDが故障した=他のHDDも故障の可能性が高い」という状態であり、リビルドをすることで他HDDに負荷をかけることで同時に故障が発生するのです。1台HDDが壊れたらもうデータの安全性に黄色信号が灯るRAID5と違って、2本のHDDが故障しても大丈夫なRAID6のほうが、より長期的にHDDを駆使してしまい、故障のリスクが高い状態でリビルドを行う可能性は高いのです。

RAID6で起きるリビルド以外のトラブル・原因

リビルド作業時のリスク以外にも、RAID6でトラブルや故障が原因でデータを失う可能性があります。

リビルド時に他のHDDも同時に故障してしまう

ビルの点検に伴う停電や落雷などの影響によって、RAID6機器本体の基板がショートして壊れることがあります。
これはRAIDの冗長性では防げませんので、HDDの中のデータを復旧する必要があります。
また、この場合、同じ機器を再購入し、HDDだけを入れ替えるだけではデータは復旧できず、逆にデータをすべて失います。機器とHDDそれぞれのつながりは機器側で管理されているため、別機器に別のHDDを差し込むと、機器側が別のHDDだと認識し、フォーマットしてしまうためです。

リビルド時に他のHDDも同時に故障してしまう

別の筐体で利用したい場合は、HDDそれぞれを利用して、仮想的に今まで同様のRAIDを再現し、中のデータを抽出しなければなりません。

2本以上のディスク(HDD)が故障している場合

2本以上のHDDが故障してしまった場合は、専門業者以外でのデータの復旧は困難です。まずは故障したHDDの症状を診断し、故障したHDDのうち、復旧の可能性が高いと判断したHDDを単体で修復します。そのHDDが復旧したら、RAID6の壊れていないHDDのデータを使用し、残り1台のHDDにデータを復元します。
このデータ復旧作業は、一般のユーザーでは技術や設備などの観点からほぼ不可能です。2台以上ののHDDが故障した場合は、真っ先にデータ復旧業者に依頼しましょう。

RAID6の構成が壊れてしまっている場合

HDD自体が故障していなくても、RAID情報が壊れてしまったことでRAID崩壊になることがございます。原因としては、経年劣化などの突然の発生や、リビルドを行おうとして間違ってHDDの場所を入れ替えてしまったり、RAIDのレベルを変更してしまったりという人的ミスなどが挙げられます。
この場合は正しいRAID情報のレベルとHDDの順番を割り出して修正するという専門作業が必要ですので、データ復旧業者への依頼をおすすめします。

A1データのRAID6データ復旧サービスの特徴

他社では復旧できないRAID6の障害の復旧率60%以上

RAID6はRAID5よりもデータ保存形式が複雑であり、RAID6のデータ復旧ができないデータ復旧会社も多く存在します。ハードディスクの順番、パリティを保存する順番、データを分割した際の1ブロックの大きさなどの情報が必要で、データ復旧ソフトではもちろんのこと、経験の浅い業者ではデータの復旧が困難なケースもございます。国内初のデータ復旧サービスを提供している弊社では、他社で復旧不可だったケーの復旧率が60%以上ございます。

他社では復旧できないRAID6の障害の復旧率60%以上

どんなRAIDトラブルにも対応可能

データ復旧歴国内No1の当社は、30年以上の実績の中で様々なトラブルのRAID6の障害を復旧しています。データ復旧には全く同じ障害は存在しません。お客様ごとに保存されているデータは異なり、それにより障害が異なるからです。そのため、復旧技術においては様々なトラブルに対応できる「応用力」が最も重要です。「応用力」は実績経験によってのみ蓄積されますので、国内復旧歴No1の当社が最も様々なRAIDトラブルに対応できる自信がございます。

リビルド失敗、誤フォーマット、起動しない、リビルド間違い、ディスク2本以上の破損、データ削除、など様々なデータトラブルでも復旧対応可能ですので、「こんな状態だけどデータ復旧できるだろうか?」と不安なお客様のお力になれます。

※正確な復旧可否に関しては障害機器の状況によりますので、まずはお問い合わせください。

トラブル RAIDレベル 対応フォーマット
リビルド失敗
誤フォーマット
起動しない
リビルド間違い
ディスク2本以上の破損
データ削除
RAID0
RAID1
RAID5
RAID6
RAID10
RAID01
RAID50
RAID60
RAID5EE
RAIDADG
RAID3
RAID4
RAID51
RAID5E
JBOD
NTFS
exFAT
FAT16
FAT32
HFS
HFS+
APFS
EXT2
EXT3
EXT4
XFS
VMFS
ZFS
BtrFS
UFS
UDF

どんなメーカーのRAID機器も対応可能

RAID機器には様々なメーカーがございますが、データ復旧歴国内No1の当社は、30年以上の実績の中で数多くのメーカーのRAID6の障害を復旧しています。
※正確な復旧可否に関しては障害機器の状況によりますので、まずはお問い合わせください。

Buffalo
I-O Data
DELL
HP
IBM
NEC
FUZITSU
Logitec
QNAP
Hitachi
Lacie
Toshiba
Western Digital
Intel
LOGICALEFFECT
Segate
Apple
corega
Sony
NETGEAR
COMPAQ
Epson Direct
SAMSUNG
Thecus
PROMISE
ASUSTOR
ELECOM
drobo
Huwei
Lenovo
CENTURY
Princeton
Acer
Epson
CineRAID
D-RINK
DATA TALE
asi
G-Technologi
iomega
synology
cisco

RAID機器でも成功報酬型の料金体系

RAID機器はHDDが2台以上あり復旧作業の難易度が上がることから、作業費を固定で徴収する業者も多くあります。当社では料金ポリシーのもと、RAID6で数十本以上のHDDで構成されているHDDであっても成功報酬型の料金体系です。復旧データが戻って初めて費用が発生するため、納得した状態でお支払いすることが可能です。
また、BUFFALOとI-Odata、DELLのRAID機器の場合は割引きがございます

※仮想環境や一度に9台以上のHDDを調査する場合は別途調査費が発生致します。
※出張での調査や復旧の場合は料金が異なる場合がございますので詳しくはリモート・リカバリーオンサイト・リカバリーをご確認ください。

RAID6のデータ復旧を自社で行うまたはメーカーに依頼する場合の注意点

RAID6に対応できるツールかどうかを確認する

データ復旧をする場合、専門の復旧ツール無しではできません。RAID6の機器のデータ復旧が対応可能なツールは0ではありませんが、非常に少ないため、ツール選びは非常に重要です。誤ったツールを使用して手遅れになり場合もありますので、自社で行わなければいけない理由がある場合でも、まずはツール選びを含めてデータ復旧の専門家に相談することをお勧めします。

論理障害の場合は自社復旧は

人為的ミスによる重要なデータの上書きやフォーマット、ウイルス感染、ファイルシステムの破損などの障害を論理障害と呼びます。RAID6で論理障害の復旧は個人では不可能です。RAID6のデータ保存形式は複雑であり、データ復旧業者の技術員の中でもほんの一部の技術員しか対応が困難なほど復旧難易度が高いです。当然市販のツールでは復旧できませんので、自社復旧は諦め、RAID6の復旧実績があるメーカーや業者に依頼しましょう。

むやみにRAID機器の電源ONOFFを行わない

トラブル時は焦ったりイライラしたりして、動作しているかわからないRAID機器をすぐいじってしまうことは非常に多いです。が、電源のONをされてHDDの中でなにも動作していない、RAID機器のシステムが一切動いていないケースは稀で、内部的には何かしらの動作がされています。その中で電源ONOFFはより被害を拡大する行為ですので絶対に行わないようにしましょう。

RAID6のデータ復旧を復旧業者に依頼するときの注意点

実績のある企業に依頼する

RAID5の機器からのデータ復旧も、基本的には1回勝負の作業です。失敗はできません。RAID5などの複数本HDDの場合はより複雑な障害が想定されますので、ある程度の実績と経験がある企業でしか復旧は困難です。実績や経験をもとに企業選定を行いましょう。

セキュリティがしっかりしている企業に依頼する

セキュリティがしっかりしていないと、自身のデータの漏洩をされるリスクがあります。昨今ではリモートでの復旧作業も可能となっており、特にRAID6など、より復旧難易度の高い復旧作業は、海外を含めた外部の企業に復旧作業を外注するケースもあり、より情報漏洩のリスクが高まっています。企業としてのセキュリティがしっかりしているだけでなく、できるだけ復旧作業を内製化している企業が安心です。

悪徳業者かどうかを正しく見極めて依頼する

残念ながらデータ復旧業者の中には、データが復旧されなくても高額の支払いを要求してくる悪徳業者に該当する業者もございます。
RAID6の場合は、より高度な復旧技術を求められるため、通常の悪徳業者の見極めポイント以外にも、以下のポイントを確認し、本当に信頼の置ける業者かどうか慎重に見極めることをお勧めします。

<悪徳業者かどうかを見極めるポイント>

  • データ復旧ガイドラインに則っているかを確認する
  • 悪徳業者といった被害の口コミがないか確認する
  • HDDをすぐ預かろうとする企業にはご用心。
  • 自社内でデータ復旧を行っている
  • 担当窓口がRAID6や該当機器の知識に乏しい

※データ復旧歴No1の当社の判断基準であり、100%言い切れるわけではございませんことをご理解ください。

RAID6のデータ復旧に関するよくある質問

  • Q1.

    RAID6からRAID5へ間違えたリビルドしてしまっても復旧可能でしょうか?

    はい、可能です。具体的には状態を確認してみてからになりますのでまずは調査依頼をお勧めいたします。

  • Q2.

    サーバーのRAID60の構成でも復旧できますか?

    はい、可能です。当社はRAID60やRAID50など組み合わせたRAID構成も復旧対応可能です。HDDが100本を超える構成も対応可能です。

  • Q3.

    RAID6でディスクが3本壊れました。データ復旧できますか?

    はい、可能です。RAID6では2本までの破損なら動作しますが、3本以上壊れると動作しません。そんな状態から復旧を行える専門サービスを提供していますのでまずは直る直らないを正確に確認するために、調査依頼をご利用ください。

  • Q4.

    他社で復旧したらデータが一部破損して戻ってきました。こちらは復旧可能でしょうか?

    はい、復旧可能です。RAID6の復旧は熟練の技術者でも少し手順を間違うと破損した状態のデータしか復旧できないなどのトラブルが発生します。当社の調査依頼をご利用いただければ、他社で復旧できなかった一部のデータが正常に復旧可能かが判明します。調査依頼は無料ですので是非ご利用ください。