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情報漏洩の対策と原因を知ろう

情報漏洩の対策と原因を知ろう

個人情報やメールアドレスなどが外部へ流出してしまう事件は常にどこかで起こり、企業だけに留まらず、個人のパソコンからも、IDやパスワードが不正利用される被害なども報告されています。
ではデータの漏洩は何が原因で起こるのでしょうか?今回はデータの漏洩についての解説をしていきたいと思います。

個人情報が漏洩してしまうとどうなるの?

もし個人情報が漏洩してしまったら、どのようなトラブルが起きるのでしょうか――

漏洩した内容によってその被害の大きさも異なってきますが、例えば、クレジットカードの情報や生年月日、名前やセキュリティコードなどが漏洩してしまった場合。誰かがその情報を不正に利用して、クレジットカードで高額なものを購入したり、お金を借り入れたりしてしまうかもしれません。

さらには名前や住所、電話番号などが流出すれば、身に覚えのないところからDMが来たり、セールスの電話が執拗にかかってきたりする可能性もありますし、SNSなど、Web上のIDやパスワードなどが乗っ取られた場合には、悪質な事件に巻き込まれることも考えられます。

このように個人情報が外部に漏れてしまうと、第三者によって悪用されてしまい、金銭やその他の被害に遭ってしまう可能性が非常に高くなってしまいます。

どうやって外部へ流出してしまうの?

情報の流出経路は主に2つあり、ネットワーク要因の流出と、物理的要因による流出が挙げられます。

ネットワークからの流出

パソコン内部にある情報をネットワーク経由で流出させてしまう理由としては、メールの宛先間違いや誤った添付ファイルを他人に送ってしまったりする、ヒューマンエラーが挙げられます。またパソコンがウイルスに感染してしまい、情報を外部へ流出させてしまうもの、更には外部のネットワークから侵入されて情報を抜き取られる場合などがあります。
ネットワークからの流出は、気づかないうちに漏洩してしまっているケースも多く、そこが問題のひとつとなっています。

物理的要因による流出

物理的要因として挙げられるのは、パソコンなどの盗難、紛失によりデータが持ち出され、第三者によって外部へ流出されるケースです。仕事で使っていたノートパソコンを出先で盗られた、紛失したというのがこれに当たります。盗んだり拾ったりした人に悪意がある場合は、パソコンのデータをほかの業者に売ったり、自分で悪用されてしまうことも考えられます。

情報漏洩を防ぐには?

データの漏洩を防ぐには、セキュリティグッズを活用したり、情報を取り扱う者に対して一定のルールなどを制定したりする方法が効果的です。

セキュリティグッズの活用

さまざまなセキュリティグッズが発売されていますが、物理的に盗難などを防止するのであれば、まずパソコンにワイヤーロックなどを取り付けることを検討しましょう。そして、重要なデータを外部へ持ち出す場合には、パソコンではなく自動暗号化機能のついたUSBメモリなどを持ち歩くようにすると安心です。ほかにも、第三者によるデータ抜き取りを防止するため、物理的にパソコンのUSB差込口をロックさせるものや、パソコンごと収納するようなケースも発売されているので、一度利用してみると良いでしょう。

行動の規制(企業)

そもそも、企業においては重要なデータの取り扱いのルール化がされていないと、情報流出の可能性が非常に高くなります。例えば、大切なデータが社内にいる誰もが閲覧ができ、持ち出せる状態だとしたら、その情報がどこでどう使われているかが全く把握できません。安易に自宅のパソコンに接続してしまい、それがウイルスに感染していたらあっという間に外部へ流出する可能性もあります。データの管理や取り扱い、持ち出しのルールをしっかり規制することで、データを外部に漏らさないような仕組み作りが大切です。

このように個人情報や企業の重要なデータは、外部へ漏洩しないような対策が必要となります。もう一度会社や個人のセキュリティを見直し、十分な対策ができているかチェックをしてみてください。