データ復旧業者おすすめ10選|初めての依頼でも失敗しない選び方を解説

大切な写真や仕事のデータを保存していたHDDが故障し、対処法がわからずに悩んでいませんか?慌ててデータ復旧専門業者を選ぶと高額な請求をされたり、最悪の場合データを取り戻せなくなったりする危険性があります。

この記事では信頼できるデータ復旧専門業者の選び方やおすすめのデータ復旧専門業者10選、依頼の流れなどを解説します。記事を読めば数あるデータ復旧専門業者の中から安心して任せられる業者を見極め、大切なデータを守ることが可能です。

信頼できるデータ復旧専門業者を選ぶためには、完全成果報酬型の料金体系やデータ復旧実績を確認することが大切です。データを安全に取り戻すため、セキュリティ対策やサポート体制の充実度などもチェックしましょう。

データ復旧専門業者の選び方

おすすめのデータ復旧業者の選び方を示すブロック

データ復旧専門業者のおすすめの選び方は以下のとおりです。

  • 完全成果報酬型を採用しているか
  • 復旧実績と技術力があるか
  • 対応できるメディアや障害の種類は豊富か
  • セキュリティ対策が十分か
  • 緊急対応や納期は柔軟か
  • サポート体制が充実しているか

完全成果報酬型を採用しているか

データ復旧専門業者を選ぶ際はデータが復旧できた場合にだけ費用を支払う「完全成果報酬型」を採用しているか確認しましょう。完全成果報酬型のデータ復旧専門業者を選ぶと、データを復旧できなかった場合に無駄な出費を抑えられるのでおすすめです。

完全成果報酬型の採用は自社の技術に自信がある証拠で、信頼できるデータ復旧専門業者を見極める判断材料になります。完全成果報酬型を採用していても初期診断費用や部品代が別途請求される場合もあるため、注意が必要です。

復旧したいデータの範囲や優先順位について、依頼前にデータ復旧専門業者と認識をすり合わせましょう

復旧実績と技術力があるか

おすすめのデータ復旧専門業者が修理しているイメージ画像

データ復旧専門業者を選ぶうえで、復旧実績と技術力は大切な判断基準です。物理的に壊れてしまったHDDの復旧には専門の設備と高度な技術が欠かせません。技術力が低いデータ復旧専門業者の場合、大切なデータを完全に取り戻せない恐れがあるため注意が必要です。

以下の点を確認し、データ復旧専門業者の技術力を判断しましょう。

  • データ復旧率
  • 官公庁・大手企業からの依頼実績
  • 他社で対応できなかった復旧の成功例
  • 独自技術の開発例
  • サーバー・NASへの対応
  • 自社クリーンルームの有無
  • 専門のエンジニアの有無

公式サイトで公開されている復旧実績はデータ復旧専門業者の技術力を判断するための重要な参考指標の一つになるため、事前にチェックしましょう。ただし、顔写真や会社名を明示した復旧事例は、依頼元の信用や秘匿性の観点から公開できない場合もあります。

データ復旧専門業者の情報公開が少ないことが、必ずしも技術力の不足を意味するわけではありません。復旧事例の有無だけはなく、客観的な情報を併せて確認することがデータ復旧専門業者を選ぶ際には重要です。

対応できるメディアや障害の種類は豊富か

データ復旧専門業者を選ぶ際は対応できるメディアや障害の種類を必ず確認しましょう。対応範囲が広い業者はさまざまな障害に対応できる可能性が高く、データ復旧を安心して任せられるのでおすすめです。

HDDの故障は誤削除やOSトラブルなどの「論理障害」とヘッドクラッシュ(※1)やモーター故障などの「物理障害」に分けられます。データ復旧専門業者によっては論理障害にしか対応できない場合もあるため、幅広い障害に対応しているかは重要な判断基準です。

法人で利用しているNASやRAIDサーバーが故障した場合、データ復旧専門業者にはより高い技術力が求められます。業者を選ぶ際はサーバーやRAIDシステムの復旧実績が豊富で、専門のエンジニアが在籍しているかを確認しましょう。

※1 ヘッドクラッシュとは本来浮いた状態で動作する磁気ヘッドが円盤に接触し、データ記録面に傷をつけてしまう現象を指します。

セキュリティ対策が十分か

セキュリティをイメージさせる鍵3つ

復旧を依頼するHDDには個人情報や会社の機密情報などのデータが含まれているため、十分なセキュリティ対策が欠かせません。データ復旧専門業者を通じて情報が漏れてしまうと、大きなトラブルに発展するため注意が必要です。信頼できるデータ復旧専門業者を見極めるために以下の点を確認しましょう。

  • ISMS(※2)やPマーク(※3)を取得しているか
  • 機密保持契約を締結できるか
  • HDDを厳重に保管できるか
  • 監視カメラを設置しているか
  • 関係者以外の入室制限を実施しているか
  • 作業後にデータを完全に消去できるか

セキュリティ対策が整っているデータ復旧専門業者なら、法人利用の場合でも大切なデータを安心して預けられるのでおすすめです。
» 一般社団法人情報マネジメントシステム認定センター「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)とは」(外部サイト)
» 一般財団法人日本情報経済社会推進協会「プライバシーマークとは」(外部サイト)

※2 ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)は情報の外部流出を防ぎ、利用しやすい状態で保護する仕組みを指します。
※3 Pマーク(プライバシーマーク)は個人情報を適切に管理していると評価された事業者に付与されるマークです。

緊急対応や納期は柔軟か

データのトラブルは予測できず、急を要する場合が多くあります。仕事で使うデータは復旧の遅れが大きな損害につながるため、緊急対応や納期が柔軟なデータ復旧専門業者を選びましょう。以下の体制が整っているデータ復旧専門業者がおすすめです。

  • 24時間365日対応している
  • 土日祝日に作業できる
  • 特急プランがあり緊急対応ができる
  • 持ち込みで初期診断ができる
  • 納期の目安が明記されている
  • 納期のスケジュールを調整できる
  • 進捗状況を確認できる

緊急体制が整っているデータ復旧専門業者であれば、予期せぬトラブルが発生した際も被害を最小限に抑えられます。

ただし、データ復旧専門業者の中には顧客の焦りにつけ込み、相場よりも高い金額を請求する悪徳業者も存在します。データ復旧の相場を良く確認し、悪徳業者に騙されないようにしましょう。

サポート体制が充実しているか

サポート体制が充実しているデータ復旧専門業者を選ぶと、安心して大切なデータを預けられます。以下のサポート体制が整備されているデータ復旧専門業者がおすすめです。

  • メールや電話などのさまざまな連絡手段がある
  • 受付時間が長く、いつでも気軽に相談できる
  • 専門のエンジニアから直接対応してもらえる
  • 初期費用やキャンセル料がかからない
  • アフターサポートが充実している

アフターサポートが充実していれば復旧したデータの確認だけでなく、今後の予防策についてもアドバイスを受けられます。単発のトラブル解決だけでなく、長期的にデータを安全に管理するパートナーとして信頼できるデータ復旧専門業者を選びましょう。

おすすめのデータ復旧専門業者10選

データ復旧専門業者料金(税込)成功報酬型作業スピードセキュリティ対策サービスの特徴おすすめな人詳細

エーワンデータ
復旧費用:35,200円(税込)〜あり1~3日ISO27001/ISMS認証取得復旧可否リストの提出あり、電話での問い合わせの場合は24時間体制で対応データ復旧が初めての人詳細を見る

アドバンスデザイン
HDD軽度・中度の論理障害33,000円(税込)~、軽度の物理障害:66,000円(税込)~などあり1~3営業日(緊急サービスが適用されない場合の初期診断期間)ISO27001/ISMS認証取得顧客先対応、店舗持ち込み可能対面サービスを希望する人詳細を見る

PCエコサービス

HDD1台:43,780円(税込)あり最短3日二次元バーコード管理による照合システムWチェック、監視カメラによるバックヤードの24時間監視録画バックアップ先メディアの持ち込み可、外付けHDD機器の販売あり明瞭な料金システムを希望する人詳細を見る

AOSデータ復旧サービスセンター
35,530円(税込)~あり超特急のプランの場合は最短で「当日診断・当日復旧・当日発送」が可能(通常プランの場合は3~5営業日)ISO27001認証取得、指紋認証による入退室管理、バーコードによる案件管理最短当日復旧の超特急プランあり、土日祝・深夜対応緊急でデータ復旧したい人詳細を見る

IOデータ
33,000円(税込)~ありAOSデータ復旧センター:超特急のプランの場合は最短で「当日診断・当日復旧・当日発送」が可能(通常プランの場合は3~5営業日)
WinDiskRescue:状態により異なる
AOSデータ復旧センター:ISO27001取得し、指紋認証による入退室管理、バーコードによる案件管理
WinDiskRescue:プライバシーマーク取得
AOSデータ復旧センター:最短当日復旧の超特急プランあり、土日祝・深夜対応
WinDiskRescue:作業後2週間は、万全な管理の下にバックアップを保管
作業方法に納得したうえで依頼したい人詳細を見る

LIVEDATA
HDD中度:66,000円(税込)~、HDD重度:99,000円(税込)~などあり平均2日プライバシーマーク取得直接持ち込みが可能、納品後7日間の保管期間あり費用面で心配がある人詳細を見る

BUFFALO
HDD中度の論理障害74,250円(税込)、中度の物理障害:198,000円(税込)など不明(復旧対象メディアがスマートフォン、タブレット本体の場合、55,000円(税込)の初期診断料がかかります。)記録メディアの種類、障害レベル、データの容量によって異なる情報セキュリティーポリシーの社内規程、情報資産の取り扱いルール整備保証期間内のバッファロー商品は無償復旧復旧をあきらめかけているメディアがある人詳細を見る

ロジテック
HDD簡易障害:50,600円(税込)、HDD通常障害:104,500円(税込)などあり1~2日情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得納品時の媒体を無料提供情報漏洩が気になる人詳細を見る

特急データ復旧ウィンゲット
SDカード、CFカード:22,000円(税込)~、USBメモリ:22,000円(税込)~などあり1日~2週間プライバシーマーク取得現地出張対応・店舗持ち込み可、データの保存方法・バックアップ方法のサポートあり柔軟なサービスを希望する人詳細を見る
データレスキューセンター
SDカード/microSD/USBメモリの軽度の論理障害:10,780〜21,780円(税込)、重度の論理障害:32,780〜65,780円(税込)などあり1~3日ISO27001取得、秘密保持契約の締結可能初期調査結果は媒体到着後2営業日以内に報告、論理障害、軽度の物理障害は固定料金依頼前にメディアの詳細な状態を知りたい人詳細を見る

エーワンデータ

おすすめのデータ復旧専門業者であるエーワンデータのホームページのスクリーンショット
料金(税込)復旧費用:35,200円(税込)〜
成功報酬型あり
作業スピード1~3日
セキュリティ対策ISO27001/ISMS認証取得
サービスの特徴復旧可否リストの提出あり、電話での問い合わせの場合は24時間体制で対応
おすすめな人データ復旧が初めての人

1994年創設以来、85,000件以上のデータ復旧実績(※2)を持つ「エーワンデータ」。HDDの設計製造にも携わっていた技術者が多数在籍している点が、エーワンデータの強みです。30年のキャリアを持つ技術者もおり、職人技術が求められる復旧作業にも対応できるノウハウを持っています。

エーワンデータの社内には余裕のある作業場所を確保しており、多様な案件にいつでも対応できる体制が整っています。顧客視点の接客を大切にしている点も、データ復旧が初めての人におすすめのポイントです。電話での問い合わせの場合は24時間体制で対応し、初めての人でも理解できるよう丁寧な説明を行います。

営業時間内なら即日返信!

※2 エーワンデータ株式会社調べ

おすすめのデータ復旧専門業者であるアドバンスデザインのHPのスクリーンショット
料金(税込)HDD軽度・中度の論理障害33,000円(税込)~、軽度の物理障害:66,000円(税込)~など
成功報酬型あり
作業スピード1~3営業日(緊急サービスが適用されない場合の初期診断期間)
セキュリティ対策ISO27001/ISMS認証取得
サービスの特徴顧客先対応、店舗持ち込み可能
おすすめな人対面サービスを希望する人

外付けハードディスク販売企業「バッファロー社」のグループ傘下で技術提供を行う「アドバンスデザイン」。アドバンスデザインは「日本データ復旧協会(DRAJ)」常任理事企業でもあり、大切なデータを安心して任せられる企業です。1995年の創設以来、大手企業や公的機関を含む数多くの顧客のデータを復旧してきた実績があります。

アドバンスデザインでは、個人が利用するパソコンから企業で利用されているRAIDやNASまでさまざまなデータ復旧に対応しています。顧客先対応や店舗持ち込みが可能なため、対面で直接相談したい人におすすめのサービスです。

PCエコサービス

おすすめのデータ復旧専門業者であるPCエコサービスのHPのスクリーンショット
料金(税込)HDD1台:43,780円(税込)
成功報酬型あり
作業スピード最短3日
セキュリティ対策二次元バーコード管理による照合システムWチェック、監視カメラによるバックヤードの24時間監視録画
サービスの特徴バックアップ先メディアの持ち込み可、外付けHDD機器の販売あり
おすすめな人明瞭な料金システムを希望する人

40,000件以上のデータ復旧実績(※4)、Google口コミ星4.7(2024年12月時点)の評価を持つ「PCエコサービス」。警視庁や官公庁などが導入している、世界最高峰のデータ復旧専門解析機「PC-3000」を複数台完備しています。PC-3000ではほとんどのHDDの障害を開封分解なしで解決できるため、障害機器の劣化を最低限に抑えた復旧作業が可能です。

HDD1台当たりの料金が一律な点もPCエコサービスの特徴です。事前に送付される復旧データリストから希望するデータの有無を確認したうえで、料金の支払いに進みます。希望データがない場合、納品前であれば無償でキャンセルできるため、安心して利用できます。

※4 株式会社AnswerMakeSolutions調べ

AOSデータ復旧サービスセンター

おすすめのデータ復旧専門業者であるAOSデータ復旧サービスセンターのHPのスクリーンショット
料金(税込)35,530円(税込)~
成功報酬型あり
作業スピード超特急のプランの場合は最短で「当日診断・当日復旧・当日発送」が可能(通常プランの場合は3~5営業日)
セキュリティ対策ISO27001取得し、指紋認証による入退室管理、バーコードによる案件管理
サービスの特徴最短当日復旧の超特急プランあり、土日祝・深夜対応
おすすめな人緊急でデータ復旧したい人

NEC、Lenovo、BUFFALO、IOデータなどの企業各社との業務提携を行う「AOSデータ復旧サービスセンター」。警察や検察などの捜査機関からも信頼を得ており、法廷提出用のデータ復旧サービスも提供するほどの技術力を持ちます。データ復元ソフト「ファイナルデータ」の開発も行っており、常に最先端の技術革新に取り組んでいる企業です。

データ復旧を依頼すると、専任担当者が預かりから納品まで一元管理します。データの状況や復旧の進捗についての問い合わせが可能で、顧客の不安に寄り添ってくれるサービスです。超特急のプランを選択すれば最短1時間で見積もり、最短当日で復旧も可能です。

IOデータ

おすすめのデータ復旧専門業者であるIOデータのHPのスクリーンショット
料金(税込)33,000円(税込)~
成功報酬型あり
作業スピードAOSデータ復旧センター:超特急のプランの場合は最短で「当日診断・当日復旧・当日発送」が可能(通常プランの場合は3~5営業日)
WinDiskRescue:状態により異なる
セキュリティ対策AOSデータ復旧センター:ISO27001取得し、指紋認証による入退室管理、バーコードによる案件管理
WinDiskRescue:プライバシーマーク取得
サービスの特徴AOSデータ復旧センター:最短当日復旧の超特急プランあり、土日祝・深夜対応
WinDiskRescue:作業後2週間は、万全な管理の下にバックアップを保管
おすすめな人作業方法に納得したうえで依頼したい人

IOデータは創業1976年で、デジタル機器開発・販売における老舗企業です。IOデータでは「AOSデータ復旧センター」と「WinDiskRescue」の2つの協力センターからデータ復旧サービスを提供しています。AOSデータ復旧センターのデータ復旧の実績は6,000件以上(※5)、作業成功率は93.6%(※6)です。顧客の個別のニーズに応じたデータ復旧に対応しています。

WinDiskRescueは、クラス100レベルのクリーンルームや残留磁気情報抽出装置、ファームウェア解析装置などを駆使し、復旧作業を行います。処置方法を丁寧に説明し、顧客の同意を得たうえで作業を始める点も安心できるポイントです。

※5 AIデータ株式会社調べ
※6 AIデータ株式会社調べ、集計期間2022年10月~2023年9月、成約件数に対し復旧が完了し、納品に至った件数

LIVEDATA

おすすめのデータ復旧専門業者であるLIVEDATAのHPのスクリーンショット
料金(税込)HDD中度:66,000円(税込)~、HDD重度:99,000円(税込)~など
成功報酬型あり
作業スピード平均2日で返送
セキュリティ対策プライバシーマーク取得
サービスの特徴直接持ち込みが可能、納品後1週間の保管期間あり
おすすめな人費用面で心配がある人

LIVEDATAは2006年から16年間、電気街秋葉原でデータ復旧サービスを提供しています。データ復旧作業を担当するエンジニアは20年以上の経歴を持つベテランです。状態の悪いディスクやディスクが多数ある障害メディアでも、平均13.84時間の作業時間で復旧が可能です。

初期診断はエンジニアが直接電話対応するため、不安な点は何でも質問し、解消してから依頼ができます。データ機器は郵送の他、秋葉原駅徒歩1分の受付窓口に直接持ち込みも可能です。復旧費用の理由をしっかりと説明してもらえるため、費用面が心配な人も安心して利用できます。

BUFFALO

おすすめのデータ復旧専門業者であるBUFFALOのHPのスクリーンショット
料金(税込)HDD中度の論理障害74,250円(税込)、中度の物理障害:198,000円(税込)など
成功報酬型不明(復旧対象メディアがスマートフォン、タブレット本体の場合、55,000円(税込)の初期診断料がかかります。)
作業スピード記録メディアの種類、障害レベル、データの容量によって異なる
セキュリティ対策情報セキュリティーポリシーの社内規程の整備、情報資産の取り扱いルールの徹底
サービスの特徴保証期間内のバッファロー製品は無償復旧
おすすめな人復旧をあきらめかけているメディアがある人

株式会社BUFFALOは外付けハードディスク国内No.1の販売シェア(※7)を持つメーカーです。BUFFALOのデータ復旧サービスは法人・官公庁からの累計受付件数30,000件以上(※8)の実績を持っています。記録メディアメーカーならではの高い技術力とノウハウを生かした、データ復旧サービスを提供しています。

バッファロー製品の軽度の論理障害には保証期間内であれば無償で対応可能です。バッファロー製品以外にも、国内外さまざまなメーカーのメディアの復旧に対応できます。データ復旧の難易度が高い案件にも対応しているため、復旧をあきらめかけているメディアがある人も相談してみることをおすすめします。

※7 BCNによる全国の大手家電量販店の2023年(1〜12月)実売データ集計結果
※8 2024年2月時点の累計受付件数

ロジテック

おすすめのデータ復旧専門業者であるロジテックのHPのスクリーンショット
料金(税込)HDD簡易障害:50,600円(税込)、HDD通常障害:104,500円(税込)など
成功報酬型あり
作業スピード1~2日
セキュリティ対策情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
サービスの特徴納品時の媒体を無料提供
おすすめな人情報漏洩が気になる人

ロジテック株式会社は創業1982年のパソコン周辺機器メーカーです。高度解析設備と過去の障害復旧から蓄積されたノウハウにより、各メディアに最適なデータ復旧を行います。すべてのメディアについて調査報告書・見積書・復旧可能なデータリストの提出まで無料で行ってくれるため、気軽な相談ができます。

復旧したデータの納品メディアを無料で提供してもらえる点も、ロジテックの親切なサービスです。秘密保持誓約書の発行、秘密保持契約の契約にも対応しており、会社の重要データの復旧も安心して依頼できます。セキュリティに関する国際規格情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証取得をしている点も信頼できるポイントです。

特急データ復旧ウィンゲット

おすすめのデータ復旧専門業者である特急データ復旧ウィンゲットのHPのスクリーンショット
料金(税込)SDカード、CFカード:22,000円(税込)~、USBメモリ:22,000円(税込)~など
成功報酬型あり
作業スピード1日~2週間
セキュリティ対策プライバシーマーク取得
サービスの特徴現地出張対応・店舗持ち込み可、データの保存方法・バックアップ方法のサポートあり
おすすめな人柔軟なサービスを希望する人

「100人が選ぶ信頼できると思うデータ復旧会社NO.1」(※9)に選ばれた実績のある「特急データ復旧ウィンゲット」。全国各地に直営オフィス・受付窓口があり、気軽に持ち込みと対面対応が可能です。機器を持ち出せない、店舗に行く時間がないなどの顧客には、出張・ピックアップ対応も行っています。

緊急にデータ復旧が必要な場合には即日対応・夜間対応も可能です。直営オフィスでは重度障害の際の分解作業専用スペースで専任の技術スタッフが作業をしています。社内セキュリティ講習会の実施により全スタッフが機密情報の取り扱いを学んでいる点も安心して依頼できるポイントです。

※9 JAPAN TRUST RESEARCH調べ、調査期間:2023年7月19日~2023年7月28日、調査対象:男性20~60代、女性20~50代へインターネットでのアンケート調査を実施

データレスキューセンター

料金(税込み)SDカード/microSD/USBメモリの軽度の論理障害:10,780〜21,780円(税込)、重度の論理障害:32,780〜65,780円(税込)など
成功報酬型あり
作業スピード1~3日
セキュリティ対策ISO27001取得、秘密保持契約の締結可能
サービスの特徴初期調査結果は媒体到着後2営業日以内に報告、論理障害、軽度の物理障害は固定料金
おすすめな人依頼前にメディアの詳細な状態を知りたい人

データ復旧累計受付件数15万件以上(※9)の実績を持つ「データレスキューセンター」。メディア到着後2営業日(最短6時間)以内に初期調査結果の受け取りが可能です。電気的・機械的に損傷していない論理障害や軽度の物理障害は固定料金のため、明瞭な料金システムで安心して利用できます。

データの障害状況に関わらず、復旧作業の依頼前に無料で精密調査ができる点も嬉しいポイントです。詳細な「復旧可能なデータリスト」が作成されるため、顧客は納得したうえで復旧作業を依頼できます。「パナソニック ストア」で購入したLet’s note(レッツノート)のデータ復旧には特別価格が用意されているため、ユーザーの方にもおすすめです。

※9 株式会社アラジン調べ

データ復旧専門業者に依頼するまでの流れ

データ復旧専門業者に依頼する記憶媒体

データ復旧専門業者に依頼するまでの流れは以下のとおりです。

  1. 初期診断と見積もり
  2. 正式依頼とデータ復旧作業
  3. 復旧後のデータ確認とメディアの返却

データ復旧専門業者に依頼するまでの流れを事前に把握しておけば、緊急時でも冷静に対応できます。

初期診断と見積もり

データ復旧専門業者に依頼する際はHDDの状態を正確に診断してもらい、作業内容と費用の見積もりを確認する必要があります。依頼の際は電話やWebサイトでデータ復旧専門業者に問い合わせ、HDDのメーカーや故障時の状況を伝えましょう。

データ復旧専門業者の指示に従い、故障したHDDを郵送するか直接持ち込んでください。専門のエンジニアがHDDを調査し、故障の種類や損傷の度合いを診断します。診断結果をもとに復旧できるデータや作業内容、費用、期間が書かれた見積もりが提示されるため、しっかり目を通しましょう。

故障の原因やデータの損傷の度合いによって復旧方法や料金は大きく変わります。多くのデータ復旧専門業者では無料で見積もりを行っていますが、調査料やキャンセル料が発生する場合もあります。依頼する前に料金体系を確認したうえで、データ復旧専門業者に相談しましょう。

正式依頼とデータ復旧作業

おすすめのデータ復旧専門業者がメモを取っている

初期診断の結果と見積もりの内容に納得できたら、データ復旧専門業者へ正式に依頼します。申込書や契約書にサインし、本人確認書類を提出しましょう。

データ復旧専門業者との契約が完了すると、エンジニアによる大切なデータを取り戻すための作業が始まります。エンジニアはホコリのないクリーンルームでHDDを開封し、壊れた部品の交換を行います。

データ復旧業界の健全化のために設立された「一般社団法人 日本データ復旧協会」の会員企業であれば、追加作業が必要な場合でも、データ復旧専門業者が依頼者の許可なく作業を進めることはありません。必ず連絡と再見積もりが事前に行われるため、内容を確認しましょう。

復旧後のデータ確認とメディアの返却

データ復旧専門業者の作業が完了したら、復旧されたデータの内容をしっかり確認しましょう。データ復旧専門業者から提示されたデータリストを見て、必要なファイルやフォルダが復旧されているかをチェックしてください。データが納品されたら、ご自身の環境で重要なファイルが正常に開けるか確認しましょう。

データの内容に納得できたらデータ復旧専門業者に料金を支払い、データの納品手続きに進みましょう。復旧されたデータは新しいHDDやUSBメモリ、DVDなどに保存されて納品されます。納品用のメディアは自分で用意するか、データ復旧専門業者から購入しましょう。

元の故障したHDDは返却してもらうか、データ復旧専門業者に処分を依頼するかを選択してください。データ復旧専門業者に処分を依頼する場合、情報漏洩を防ぐためにデータ消去や物理的な破壊が可能か確認しましょう。

データ復旧専門業者に依頼する際のQ&A

おすすめのデータ復旧専門業者に関するよくある質問のイメージ画像

データ復旧専門業者に依頼する際によくある以下の質問に回答します。

  • 復旧にかかる費用は?
  • データ復旧にかかる時間の目安は?
  • 復旧作業中にデータの中身は見られる?
  • 復旧できなかった場合の費用はどうなる?

復旧にかかる費用は?

HDDの故障状態や容量によってデータ復旧専門業者に依頼する際の費用は大きく変わります。HDDの故障はプログラム上の問題である論理障害と部品が壊れてしまう物理障害に分けられます。「間違ってデータを消してしまった」など、軽度の論理障害の場合は数万~10万円程度が復旧にかかる費用の相場です。

HDDから異音がしたりパソコンが認識しなかったりする物理障害の場合、5万~数十万円以上かかることもあります。多くのデータ復旧専門業者は無料の初期診断を行っており、正確な金額は診断後に見積もりとして提示されます。

部品代や復旧データを保存するメディア代、特急料金などが別途かかる場合もあるため、見積もり内容をよく確認しましょう。
» データ復旧の料金相場は?失敗しない選び方のポイントを解説!

データ復旧にかかる時間の目安は?

時計とカップ

データ復旧にかかる時間はHDDの故障状態によって異なります。軽度の論理障害は最短即日〜数日、重度の物理障害は1週間以上が目安です。論理障害は簡単な作業で済む場合が多く、比較的早く解決可能です。一方、物理障害は部品の交換や専門的な設備が必要なため時間がかかります。

データ復旧にかかる時間はHDDの故障状態以外にも、以下の要因で変動します。

  • HDDの容量やデータ量
  • 交換用部品の在庫
  • データ復旧専門業者の混雑状況

データ復旧専門業者の初期診断で故障の原因を特定すると、具体的な作業時間がわかるため気軽に相談しましょう。

復旧作業中にデータの中身は見られる?

データのサンプルチェックや特定ファイルの修復作業の際は、データ復旧専門業者がファイルの中身を確認する場合があります。しかし、データ復旧専門業者は依頼者のプライバシー保護を重要視しているため、意図的にデータの中身を見ることはありません

多くのデータ復旧専門業者は作業前に機密保持契約を結び、外部に漏らさないように情報を厳重に管理しています。データ復旧作業は監視カメラが設置された部屋で行われ、入退室管理も徹底されています。

復旧できなかった場合の費用はどうなる?

データ復旧専門業者の多くは完全成果報酬型を採用しており、データ復旧をできなかった場合は料金がかからないケースがほとんどです。

完全成果報酬型のデータ復旧専門業者は依頼者側のリスクが少なく、安心してデータの復旧を依頼できるのでおすすめです。完全成果報酬型をうたっているデータ復旧専門業者でも、調査段階の手数料や返送料が別途発生するケースもあります。

契約前に「復旧できなかった場合は本当に無料か」「追加費用がかからないか」をデータ復旧専門業者に必ず確認しましょう。個人利用の場合はもちろん、法人が重要な業務データを復旧する場合も費用の透明性は安心感につながります。

納得できる料金体系を提示しているデータ復旧専門業者を選べば、余計なトラブルを避けながら大切なデータを守れます。
» 悪質なデータ復旧業者の手口とトラブル対処法を解説!

おすすめのデータ復旧専門業者に依頼して大切なデータを守ろう

ノートパソコン

大切なデータを守るためには、信頼できるデータ復旧専門業者を見極める必要があります。データ復旧専門業者を選ぶ際は料金だけでなく、完全成果報酬型の採用の有無や復旧実績、技術力などを総合的に比較してください。

自分に合った業者を選ぶために、 複数のデータ復旧専門業者に無料初期診断を依頼し、見積もり内容と対応の質を確認するのも一つの方法です(※10)。

SSDやNASなどの幅広いメディアに対応できるデータ復旧専門業者は技術力が高く、復旧成功率も高いのでおすすめできます。データ復旧専門業者の緊急対応の可否や納期の柔軟性もチェックしておくと、安心して大切なデータを預けられます。

法人で利用する場合は機密保持契約への対応など、データ復旧専門業者のセキュリティ対策についても重点的に確認しましょう。データ復旧後の動作確認やバックアップのアドバイスまで行ってくれるデータ復旧専門業者であれば、長期的な安心につながります。

※10 修理するHDDに物理障害(内部部品である磁気ヘッドやプラッタ、モーター、基板などが故障してデータを読み書きできなくなる状態のこと)がある状態では、動作させることにより損害が大きくなる可能性があります。物理障害が起きているHDDのデータ復旧を依頼する場合は複数の業者に初期診断を依頼するのではなく、一番信頼できるデータ復旧業者に依頼することがおすすめです。