HDDやRAIDのデータ復旧なら【A1データ】

PC(パソコン)動作が重い原因と解消方法を解説!サクサク快適に!

日々PC(パソコン)を使っていると、「最近、PCの動作が重い…」と感じることはありませんか?

再起動しても改善せず、ひどいときは作業が続けられなくなることもあります。動作が重い状態が続くと、仕事の効率が下がったりするので、作業を中断されたりして困っている方も多いかもしれません。

そこで今回は、PCが重くなる原因と重くなった際の解消方法、未然に防ぐ方法などをご紹介します。

データ復旧はどの業者に依頼すればいいの?そんなお悩みを解決します。

データ復旧を初めて依頼するがどの業者に依頼すればわからない、費用の相場がわからない。そんなお悩みをお持ちの方はいませんか?
当社A1データは日本で初めてデータ復旧サービスを提供した会社です。データ復旧業界で最も古い業界の長だからこそ、業界のすべての会社の特徴やその会社の実態を把握しています。お客様の壊れた機器の症状と損傷具合から、適切な費用がどの程度でどの業者なら治せるのかをアドバイス致します。

データ復旧はどの業者に依頼すればいいの?そんなお悩みを解決します。
データ復旧に関しての
お問い合わせをする

PC(パソコン)の動作が重くなる原因をチェックしてみよう!

PC(パソコン)の動作が重くなる原因をチェックしてみよう!

PC(パソコン)の動作が重くなる原因はさまざまですが、ソフトウエア(アプリ)の問題、ハードウエアの問題、ネットワークの問題のいずれかに大別できます。

ここでは、PCの動作が重くなる原因を具体例とともに解説します。

メモリ不足

メモリとは、PC内のデータを一時的に保存しておく場所(記憶装置)のことです。PCでソフトウエア(アプリ)を起動するためには、このメモリの空き容量が十分に確保されていなければなりません。

また、ソフトウエアが起動できている状態でも、メモリの空き容量が足りなくなるとデータの処理速度が落ち、ソフトウエアの動作が遅くなってしまうのです。

メモリ不足を解消する方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。

CPU使用率が高い

CPUとは、PC内の計算処理装置のことです。PCでソフトウエア(アプリ)を使用すると、必ずCPUの処理が行われますが、起動しているソフトウエアの数が多いとそれだけCPUの使用率は高くなります。

例えば、高い処理機能を必要とするソフトウエアを複数起動すると、それだけCPUの使用率が高くなり、CPUに高い負荷がかかります。この負荷によってCPUの処理がスムーズに進まず、PCの動作が遅くなってしまうのです。

ハードディスク(HDD)の故障や容量不足

PCのハードディスク(HDD)は、PCの動作に必要なシステムや作業したファイルの全てが保存されている場所です。

そのため、ハードディスクで故障や容量不足が生じると、データの読み書きに時間がかかるようになり、PCの動作が重たく感じることがあります。悪化するとPC自体が起動しなくなる恐れも。また、ハードディスクの経年劣化も、故障や容量不足を引き起こす原因の一つです。

PC(パソコン)内が高温になっている

PCの使用中は内部の電子回路で常に高速処理が行われているため、熱が発生します。この熱を外部へ十分に放出できないと、電子回路やハードディスク(HDD)に悪影響を及ぼし、PCの動作が遅くなりやすいのです。

PC内部の熱が放出されない原因としては、冷却ファンの故障、通気口の近くにゴミやホコリがたまっている、などが挙げられます。

コンピュータウイルス対策ソフトが影響している

コンピュータウイルス対策ソフトが、PCの動作を重くすることがあります。ウイルス対策ソフトは、PCをウイルス感染の驚異から守るために常時動作し続けなくてはならないため、CPUやメモリの使用率が大きくなってしまうのです。

近年のウイルス対策ソフトは動作の軽量化が進んではいますが、ウイルス対策ソフトが推奨するスペックを満たさないPCへインストールしてしまうと、動作が大幅に重くなる可能性があるでしょう。

コンピュータウイルスに感染した

コンピュータウイルスに感染すると、PCにさまざまな悪影響が出ます。例えば、「PCの起動や動作が極端に遅くなった」「インターネットブラウザの動作が遅くなった」などです。このような症状が急に出た場合は、ウイルス感染の可能性も考えられます。コンピュータウイルス対策ソフトでスキャンを実行し、ウイルスが発見されたら駆除しましょう。

インターネット環境が良くない

PCそのものではなく、インターネット回線の影響でPCの動作が重くなるケースもあります。原因としては、「Windows Updateの処理」や「接続しているインターネット回線速度の遅さ」などが挙げられます。

Windows Updateは、セキュリティ対策などを目的としたWindowsの更新プログラムです。更新プログラムをダウンロード中はインターネット回線を使用し続けますし、CPUの使用率も高まるためPCの動作が遅くなりがちです。

インターネット回線速度が遅い原因は、回線業者やプロバイダー、ネットワーク機器のトラブル、あるいは時間帯による混雑などが挙げられます。

PC(パソコン)動作が重いときの対処法を確認しよう!

PC(パソコン)動作が重いときの対処法を確認しよう!

PC(パソコン)の動作が遅くなったとき、自分で行える対処法がいくつかあります。ここでは対処法を7つご紹介しましょう。

これらの対処法はシステムに対する一般的に行われているメンテナンスですので、保存しているデータが消える心配はありません。なお、基本的にWindows11の場合の対処法で説明していきます。

ディスクのクリーンアップを実行する

Windowsには「ディスクのクリーンアップ」という機能が搭載されています。クリーンアップを行うとPC内に蓄積された一時ファイル[ソフトウエア(アプリ)が自動生成するバックアップファイル]が削除され、ハードディスク(HDD)の空き容量を増えるので、PCの動作が軽くなる可能性があります。

ディスクのクリーンアップを実行する手順は以下の通りです。

  1. タスクバーの検索ボックスに「ディスク クリーンアップ」と入力して検索
  2. 検索結果一覧から「ディスク クリーンアップ」をクリック
  3. ドライブ選択ウィンドウで対象のドライブを選択
  4. 「OK」をクリック
  5. 「削除するファイル」で、削除するファイルを選択
  6. 「OK」をクリック

参考:ディスクのクリーンアップ (Windows

不要なソフトウエア(アプリ)を削除する

使用していないソフトウエア(アプリ)を削除してPCのディスク容量を増やすと、処理速度が向上することがあります。使用していないソフトウエアでCPU負荷が高いものがあれば削除しましょう。

不要なソフトウエアを削除する手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューを選択し、歯車アイコンの「設定」を開く
  2. 「アプリ」を選択し、「インストールされているアプリ」をクリック
  3. 削除したいソフトウエアを一覧から探す
  4. 対象ソフトウエアの「…」をクリックして「アンインストール」を選択する

参考:Windows でアプリとプログラムをアンインストールまたは削除する

不要なスタートアップアプリを削除する

「スタートアップアプリ」は、PC起動時に自動的にソフトウエア(アプリ)が起ち上がる機能です。この数が多いほどPCに負荷がかかります。不要なスタートアップアプリがあれば、起動しないように設定してPCへの負荷を減らしましょう。

スタートアップアプリの設定手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューを選択し、歯車アイコンの「設定」を開く
  2. 「アプリ」を選択し、「スタートアップ」をクリック
  3. 自動起動のオン・オフを設定する

参考:Windows の起動時に自動で実行されるアプリを変更する

メモリを増やす

PCの動作が重い原因がメモリ不足であれば、メモリを増やすことで問題が解決します。タスクマネージャーからメモリの使用率を確認し、80%を超えているようならメモリの交換・増設をするといいでしょう。

初心者がメモリの交換・増設を行うと失敗する恐れがありますので、できるだけ専門業者に依頼するのがおすすめです。

Windows Updateを適用する

Windowsの不具合でPCの動作が遅くなる場合もあります。これらを解消するために、Windows Updateを適用してみましょう。Windows Updateを適用すると不具合が解消することがあります。

Windows Updateを実行する手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューを選択し、歯車アイコンの「設定」を開く
  2. 「Windows Update」を選択し、「更新プログラムのチェック」をクリック
  3. 適用できる更新プログラムが表示されたら「ダウンロードとインストール」をクリック

参考:Windows の更新

ディスクのデフラグ(最適化)を実行する

PCを使用していると、ディスク内のデータが断片化した状態になります。この断片化したデータを整理する方法が「ディスクの最適化」です。実行することでデータの読み出しが高速化する可能性があります。

ディスクを最適化する手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューを選択し、歯車アイコンの「設定」を開く
  2. 「システム」を選択し、「記憶域」をクリック
  3. 「ストレージの詳細設定」をクリック
  4. 「ドライブの最適化」をクリック
  5. 最適化したいドライブを選び、「最適化」をクリック

参考:Windows で PC のパフォーマンスを向上させるためのヒント

視覚効果を無効化する

Windowsには画面上のさまざまな動きをグラフィカルに表現する「視覚効果」が搭載されています。PCのCPUとメモリをある程度使用するため、無効化すると動作が軽くできるのです。

「視覚効果」を無効化する手順は以下の通りです。

  1. タスクバーの検索ボックスに「パフォーマンス」と入力して検索
  2. 検索結果一覧から「Windowsのデザインとパフォーマンスの調整」をクリック
  3. 「パフォーマンス オプション」の「視覚効果」タブを選択
  4. 「パフォーマンスを優先する」を選び、「適用」をクリック

参考:Windows で PC のパフォーマンスを向上させるためのヒント

ハードディスク(HDD)を修理・交換する

PCの動作を重くしている原因がハードディスク(HDD)の物理的な故障の場合は、ハードディスクの修理や交換が必要です。ハードディスクを交換する際は、データが消えてしまう恐れがあるので、別のメディアやクラウドサービスなどにデータのバックアップをとっておきましょう。

バックアップをとっていない状態でデータ救出を優先したいときは、先にデータ復旧サービスへの依頼をおすすめします。

PC(パソコン)動作が重くなるのを未然に防ぐ方法がある!

PC(パソコン)動作が重くなるのを未然に防ぐ方法がある!

日頃から対策をしておくことで、PC(パソコン)の動作が重くなるのを未然に防げる場合があります。ここからは、PCの動作が重くならないようにする対策をご紹介します。

吸気口や排気口の風通りの悪化を防ぐ

PC内部に熱がたまるとパフォーマンスが低下しやすくなります。PCの熱は吸気口・排気口から吸気・排出されますが、ここにホコリやゴミがたまってしまうと排熱効率が下がってしまうのです。

通気口部分の掃除は、市販のエアーダスターやクリーニングブラシを使って実施できます。奥の方にたまったホコリが取れないときは、無理に掃除器具を差し込むのは避け、専門業者にクリーニングを依頼するのがいいでしょう。

ディスクのクリーンアップを定期的に実施する

PCの動作が重くなったときの対処法として「ディスククリーンアップ」について先述しましたが、このディスククリーンアップを定期的に行いましょう。PCを使用していると、ごく自然と不要なファイルがたまっていくからです。

なお、Windowsの場合には「ストレージセンサー」という機能を利用すると、自動的にディスククリーンアップを実行する設定ができます。設定手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューを選択し、歯車アイコンの「設定」を開く
  2. 「システム」を選択し、「記憶域」をクリック
  3. 「ストレージセンサー」をクリック
  4. 設定をオンにする(必要に応じて実行タイミングなど詳細を設定)

参考:Windows で PC のパフォーマンスを向上させるためのヒント

使用していないソフトウエア(アプリ)は閉じる

同時に起動しているソフトウエア(アプリ)の数が多いと、それだけメモリとCPUの使用率が上がります。「使用していないソフトウエアは全て閉じる」「起動しているソフトウエアを定期的にチェックして、使用頻度の少ないものは常時起動しないようにする」などを心がけ、PCへの負荷を下げましょう。

また、インターネットブラウザは負荷の高いソフトウエアの一つです。特に、タブをたくさん開いているとタブの数だけPCに負荷がかかるので、閲覧済みのタブはこまめに閉じることをおすすめします。

動作の軽いウイルス対策ソフトを使う

PCをコンピュータウイルスの驚異から守るためにもウイルス対策ソフトの導入は重要ですが、あまりにもPCのメモリとCPUの使用率が高いウイルス対策ソフトの場合、PCの動作に悪影響を及ぼします。

PCの動作が重い原因がウイルス対策ソフトであると考えられる場合は、動作の軽いウイルス対策ソフトに入れ替えてみましょう。

必要以上にシャットダウンしない

PCの起動・シャットダウン時は、PCに搭載されている機能のほとんどが使われるので、大きな負荷がかかります。例えば、1日のうちにPCの起動・シャットダウンを繰り返すと、システムファイルの破損やハードウエアの劣化を進めてしまい、PCの動作が重くなることがあるのです。

PCを使用しない時間が数時間程度ならシャットダウンではなくスリープ状態にし、その日はもうPCを使用しないというときにのみシャットダウンするのがいいでしょう。

ディスクのデフラグ(最適化)を定期的に実施する

先述したように、PCを長期間使用しているとファイルの断片化が起こりやすく、PCの動作に悪影響を及ぼします。ハードディスク(HDD)のデフラグ(最適化)を定期的に実施することで、PCのパフォーマンスを改善できます。なお、SSDの場合はデフラグの必要はありません。

記憶媒体が故障しても専門業者に相談すればデータ復旧できる可能性も!

記憶媒体が故障しても専門業者に相談すればデータ復旧できる可能性も!

PCの動作の重さが長期間続くと、「画面が頻繁にフリーズする」「PCが起動しない」など重度の障害につながることがあります。最悪、保存している重要なデータが失われる恐れもあるのです。

電源はオンになるけれどデータへアクセスできない、画面にエラーメッセージが表示されるなどの問題が起きている場合は、ハードディスク(HDD)など記憶媒体の故障かもしれません。保存した大切なデータを救出したい場合には、パソコン・ハードディスク (HDD) のデータ復旧・復元のスペシャリストがいるA1データにお気軽にご相談ください!